不登校から難関校へ合格する方法

不登校になる理由は子どもによって色々あるとは思います。

勉強が苦手で、学校の授業を聞いているのが苦痛なことが原因で不登校になった場合は、そもそも勉強の対策を考えなければいけません。

不登校の原因は人間関係がほとんどだと思います。友達との関係で不登校になることもあれば、先生との相性で不登校になることもあります。

大人でも悩みの8割は人間関係と言われていますから、子どもの場合もあたりまえですよね。

人間関係が原因での不登校であれば、学力は関係ないのですから勉強はしっかりさせた方が良いでしょう。

ある程度の能力がある子であれば、学校に行かずに学力を維持することはそんなに難しいことではありません。

学力が学校の平均以上であれば、学校の授業を受けるよりは能力が高いということなので、授業時間の分を自分の勉強に充てることができれば、学力をさらに上げることも難しくはありません。

 

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目次

1.私立の中学校・高校へ行くには出席日数は関係ない!

そもそも学力をつけて受験をすることを考えると、学校に行っていないデメリットはあまりありません。

都県立の高校入試だけは学校の成績(内申点)が関係しますが、私立の中学校・高校への受験であれば、入試の学力だけで合格することができるので、学校へ行っていないことはほぼ関係ないのです。

学校によっては合否判定の基準に出席日数をいれるところもあるとは思いますが、それも合格基準すれすれのときの判断材料程度ですので、あまり気にしなくてもいいでしょう。

出席日数が関係するかどうか不安であれば、直接学校に問い合わせをしてみてください。

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2.学校の勉強と受験のカリキュラムは違う?!

難関中学高校を目指すには、学校の勉強にプラスして塾に行くという方が多いと思います。

しかし、塾の勉強と学校の勉強の関係を見たときに、学校の勉強が必要なのは偏差値60以下の都県立高校を目指している生徒だけでしょう。

中学受験は、小学校の勉強+αというレベルではなく、まったく別のカリキュラムで勉強しています。

ざっくりいうと小4から中学受験の勉強を始め、小4の終わりには小5内容まで終わり、小5の夏休み前までには小6内容が終わっています。そして小5の夏からは小学校では習わない高度な学習に入っていきます。

早慶高校を筆頭にした難関私立高校入試でも同じことが言えます。

数学では高1内容まで、英語では高2内容まで、国語では大学入試のセンターレベルの問題が解けなければいけません。

中学入試にしても難関高校入試にしても、カリキュラムは学校と大幅にかけ離れていますので、学校の勉強は入試に向けてのものではなくなってしまっています。

つまり、難関校を目指す人ほど、学校に行っていなくても、入試にむけた勉強を家庭教師や塾でやっていれば十分に合格できるのです。

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3.学校に行ってないことがメリットになる?!

学校に行かないことは世間の評価としてはマイナスになるかもしれませんが、受験勉強だけでみればプラスの方が大きいんです。

さきほど書いたように難関校になればなるほど、学校の勉強と受験勉強がはなれてしまいます。

ですから、実は学校の授業が「時間の無駄」になってしまうのです。

実際に早慶高校入試を目指している生徒は、学校の授業中に塾の宿題をやっていたりします。

学校の授業内容はとっくに身に着けていますし、入試に向けた課題は山積みですから、勉強時間を確保するためには学校の授業中に入試に向けた勉強をしなければならないのです。

中学受験の勉強をしている小学生は、学校の授業で習うことが1年前に勉強が終わっていたりします。

学校の授業の時間を「受験勉強」の時間にできるということは、入試に向けた学力だけを見たら、かなりメリットは大きいのです。

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4.学校に行っていない時間の勉強はどうするの?

難関高校を目指すのであれば、大手の進学塾に通い課題を出してもらいスケジュールを一緒に考えてもらうのが一番です。

中学受験であれば、みなさん塾に通っていると思いますので、塾のカリキュラムを週単位でしっかりと身に着ければよいでしょう。

基本的には学習時間と学力は比例の関係にありますから、時間をかければかけるほど成績は上がります。

ですから、繰り返しになりますが、不登校で学校に通ってない時間を勉強に充てられるのはメリットの方が大きいと思います。

プロ家庭教師の中でも、「わかりやすい解説ができる家庭教師」と「年間の学習カリキュラムを作ることができる家庭教師」がいますので、不登校の学習計画をお願いするのであれば、依頼をする前に「年間の学習計画を立てられるか」を確認しておく必要があります。

私の実体験の感覚でいえば、不登校で2年間学校に行かずに勉強ができるのであれば、中学受験なら「四谷の合判偏差値50」、県立高校受験なら「偏差値60」程度の学校に合格することができます。

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5.学習スタイルを確立しよう!

不登校での勉強を成功させるには学習スタイルをしっかりつくっていくことが重要になります。

学校の時間割のように曜日と時間に合わせて何の勉強をするかをスケジュール化してくことが必要でしょう。

このときに体を動かす運動の時間もしっかとスケジュールに組み込みことも重要です。

学校での体育の授業は、丈夫な身体をつくるためにはかなり大きな役割をはたしています。不登校になってしまうと、体育の授業がなくなるので意図的に身体を動かす運動の時間をとりましょう。

学力と運動は一見関係のないように思えますが、実際にはとても関係があります。長い時間、机に向かって勉強をするには強い身体が必要です。

計算練習は朝の時間、漢字の書き取りや暗記は脳が疲れている寝る前の時間にするなど、作戦を考えながらスケジュールを組んでみてください。

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6.まとめ

不登校になると人生が行き止まりになってしまうように考えるかもしれませんが、学力をつけて進学をすることを考えたら、それほどデメリットではありません。

私も実際に不登校の生徒を教えて、難関校に入れたのは10名弱はいます。

不登校の子どもを持つお母さんは、悲観的にならずに大きな進路の方向転換をしただけだと考えて、次の道を明るく進んでいきましょう。

 

ではまた

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