家庭教師を選ぶときの5つのポイント

家庭教師を探していいるとき、何を基準にしていいかわかりませんよね。多くの人が学歴を見て決めていると思いますが、実はこれ間違いなんです!

今回は、家庭教師を選ぶときの5つのポイントについて書いてみました。

 

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目次

1.学歴で選んではいけない

家庭教師を選ぶときにまず目がいくのが学歴のところかもしれません。高学歴な家庭教師であればあるほど金額も高くなっているのが普通ですよね。

でも、高学歴の家庭教師が教え方が上手とはかぎりません。

実は勉強がもともとできる家庭教師は、家庭教師として良くないケースが多いんです。

教育業界では「わからない気持ちがわからない」という言葉があります。

実際に私の知人で慶應の医学部に通っている家庭教師がいました。その先生の口癖は「書いてある通りじゃん。これ以上何を教えればいいの?」でした。

この家庭教師は子どもの頃から優秀だったらしく、自分で自学自習ができて、教科書を読んだら、だいたいのことは理解できたと言っていました。だから、読んでわからない子どもの気持ちが理解できないんですね。

自分が問題が解ける「解答能力」と、生徒に教えることができる「教える能力」はまったくの別のものになりますから、高学歴=いい家庭教師にはならないんです。

むしろ学生の頃は勉強で苦労して、「いろいろ工夫して自分の苦手科目を克服した」って経験のある人は良い家庭教師である可能性は高いですので、選ぶときのポイントにしてください。

まったく逆に、子どもの方が優秀で、普通の家庭教師では舐められてしまうというケースもあります。この場合はぜひ学歴が高い家庭教師を子どもに選んであげてください。

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2.自分の苦手科目が教えられる

塾講師として長年やっていて、講師の技術に面白い傾向があるのがわかりました。

それは「先生の得意科目の授業は生徒に解りづらくて、苦手科目の授業は生徒に解りやすい」ということです。

生徒に勉強を教えるということは、「生徒の目の前で代わりに問題を解く」ということではありません(もっともこういう授業をしている先生も多いのですが・・・)。新しい知識や抽象的な概念をコンパクトに解りやすく、かつ生徒の記憶に残りやすいように伝えることです。

家庭教師が苦手とする科目は、家庭教師自身が解らないので授業の準備をしているときスッキリとコンパクトにまとめることができます。どういうところが生徒が解らないか、気持ちに共感できるからです。

ところが、家庭教師の得意科目だと自分が解りきっているので、必要な説明をとばしてしまうこともあったりするんです。そして先ほども書きましたが「わからない気持ちがわからない」ということになってしまいます。

家庭教師の教え方がうまいかどうかを確かめたければ、複数の教科を教えることができるかどうかを聞いて見てください。1つの教科しか教えられない家庭教師は、自分の得意科目を生徒の代わりに解いているだけかもしれません。

聞いて見たときに「専門ではないですけど、やろうと思えばできます」と答える家庭教師は「解答能力」は専門ではないが「教える能力」はプロである可能性が高いんです。

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3.教えた生徒の人数が多い

子どもに個性があるように、勉強の理解の仕方にも一人ひとり違った個性があります。ですから、家庭教師は子どもの理解の仕方に合わせて、勉強を教えなければいけません。

子どもの理解の仕方、間違え方、どんなタイプの子はどういう風に苦手になるのかなど、たくさんの情報を持っていることが大切なんです。

こうした情報は本で勉強することはできません。実際に子どもに勉強を教えた人数が多いこと、教えた経験が多いことが一番大切です。

たくさんの生徒を教えていると、家庭教師の中に「生徒の間違え方の引出し」が数多くできてきます。そして、その引出しとセットで「教え方の引出し」も増えていくんです。

どんな生徒に教えていても、過去に教えた経験のあるタイプであれば、無駄に悩むこともなくスムーズに教えることができますし、生徒に苦手の意識を植え付けなくてすみます。

「こういう理解で苦手になっているタイプの生徒には、こういう対処法をすればできるようになる」ということを知っているので、家庭教師の方が落ち着いて教えることができるからです。

逆に問題が解けない生徒に「これ以上どうやって教えればいいんだろう?」と家庭教師が悩んでしまうと、生徒もそれを感じてしまい「先生が教え方で悩むほど私はバカなんだ」と思い込んでしまいます。そして「家庭教師が苦手意識を植え付けている」ということも起こってしまうんです。

教えた生徒の数が多い家庭教師は、家庭教師の経験が長い先生ではありません。

家庭教師では1対1が基本ですから、10年やっていても10人×10年=100人にしか教えていません。学校の先生や集団塾の講師などを経験していれば、年に50人~200人程度の生徒には教えることになります。200人×10年=2000人になりますから20倍も経験値が違うことになります。

ですから学校の先生や集団塾の講師を経験している家庭教師の方がノウハウも多いし安心して選ぶことができます

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4.科目の全体像を把握している

家庭教師業界のことを暴露してしまうと、自分は問題が解けて解説することはできるが、年間のプランは考えられていないという家庭教師も一定数います。

学習のカリキュラムや構造というのは、しっかりとつくられています。小学校から中学校・高校へと下から少しずつ積み上げていくようにできているのです。

ですから、問題が解けなかったときにも、その一問の解説をするのではなく、カリキュラムをさかのぼって、どこで躓いているのか発見できなければいけません。

今教えている単元についても、今後のカリキュラムの中での位置づけがわかっていれば、「絶対にマスターしなければいけない単元」なのか「もう一回出てきたときに振り返ればいいので今は雰囲気だけつかんでいればいい単元」なのか判断ができます。

また、「教科書には載っているけどテストに出ないもの」や「教科書には載っていないが、知っておくと便利な知識」などもあります。

「中学受験では使うが高校受験では使わない知識」とか「都県立高校受験ではAタイプの解法が必要だが、私立高校だとBタイプの解法が必要」など、勉強にはやらなくていいものもかなり入っています。

カリキュラムの全体像を把握している家庭教師であれば、無駄な勉強をすることなく効率的に学習を進めることができますので、ぜひ参考にしてください。

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5.学習習慣の改善ができる

さらに、「成績を上げる」「志望校に合格させる」には、問題が解けるようになるだけではなく、勉強の質・学習習慣の改善が絶対に必要になります。

「成績を上げる」と一言でいっても、生徒が置かれている状況は一人ひとり違いますからアプローチ方法は全部違います。

  • 学習習慣がないので、まず勉強時間を増やすことが課題
  • 勉強時間は長いけど質が良くないので成績があがらない
  • 前学年の単元で躓いているので、もどって学習しなければいけない
  • 勉強を暗記だと誤解しているので、応用力がない
  • 暗記科目が苦手で反復練習をしていない

など、いろいろな課題が考えられます。

この課題が何なのかによって、家庭教師が指導する学習アプローチも変わっていきます。

例えば、同じ問題を間違えたとしても

「こんな問題ミスしたらダメだよ」
「この問題は難しいから気にしなくていいよ」
「なんで間違えたか自分で考えて」
「○○で間違えてるから、今後気を付けよう」

と生徒の性格・状況・課題によって声のかけ方を変えていくんです。

一問一問の問題を教えていながら、長期的なスパンでも勉強の質・学習習慣の改善ができるようにアプローチを続けると、自然と成績が上がっていくようになります。

家庭教師を選ぶときに「勉強の質・学習習慣の改善はどのようにしますか?」と質問してみるのもいいかもしれません。しっかりとした家庭教師なら自分のアプローチを説明してくれるはずです。

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6.まとめ

いろいろと書いてきましたが、「一問一問の問題の解説ができる」ことと「子どもの成績を上げることができる」ことには、まったく別の能力が必要なんです。

家庭教師を選ぶときには、自分の子どもに合っているのか、自分の子どもの成績を上げられるのか、この二つの視点を忘れないようにしてください。

 

ではまた

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